「少ない収入で出費を抑えた生活」でも心が豊かな暮らしをしている、アラフィフウーマンの女性から話を聞きました。
収入が減ることは不安なことですが、なぜ彼女は明るく生活できるのか?
そのポジティブ思考のヒントを探ります。
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年収が1/3減った結果、収入レベルは全体の底辺11%に入る
50代のAoiです。
なぜ年収が1/3減った生活をしているのか?それを少しずつお話していきます。
かつては正社員として17年ほど会社勤めをしていました。今の年収を正社員時代の最高年収と比べると、約3分の1です。
この金額は、総務省の家計調査で用いられる、1年の収入金額がⅠ~Ⅴの5段階に区分された「所得五分位階級」の一番低い層にあてはまります。
下記のグラフは、その5段階の世帯数比率を表わしたものです。
今の私は、青い部分「Ⅰ ~239万円」、つまり、全体の11.1%のうちの一人、だそうです。
これは一般に、「低収入」とされる層にいることになります。
低収入になっても機嫌よく暮らせるコツは求めすぎないこと
しかし、低いなりに結構、機嫌よく暮らしています。
それは、なぜだと思われますか?
お金はないよりもある方が良いです。
生きていくためにお金は必要ですし、ただ生きているだけでもお金がかかります。
お金を手に入れるためには、働いて報酬を得る、投資などで不労所得を得る、社会制度などの支援を受ける、誰かに援助してもらうなど、いろいろな方法があります。
ただ、お金に限らずでしょうが、何事も求めすぎると、何かと無理が生じることがあると思います。
出費を抑えることが無理せずにお金を生み出すコツ
長時間の労働で体調を崩したり、ハイリスクの投資で損をしたり、無理せずにお金を生み出す方法の一つが、「出費を抑える」です。
かつての高度経済成長期やバブル期のような安定した雇用や右肩上がりの収入が期待しづらいです。
コロナ禍にあって、思わぬところにまで影響が及び、何かと不安定になりがちな現在、キーワードの一つは「出費を抑える」だと思います。
出費を抑えることがから生まれる好循環の流れ
- 出費を抑えることで → 高い収入を求める必要がなくなる
- 労働時間を抑えると → オフの時間が増える
- 時間や精神面にゆとりが生まれる → 心身に無理のない生活ができる
この生活を続けたいです。
自分は今、なかなか幸せな生活をしているなあ。我ながらよくやっていると感じています。
私は、何か特別な能力や専門知識を持っているわけではありません。
会社員を辞めてから、試行錯誤しながら「些細な気付き」の生活を続けてきました。
その生活で得た「ノウハウ」にカタカナ言葉を使うとカッコよくて何だか自分にそぐわない気がします。
そういうものが積み重なって習慣化され、今の生活が続いています。
暮らし方は人の数だけあるでしょうから、とらえ方や感じ方は自由です。
また、「こういうやり方、自分には無理だ」と思う人は、無理して私と同じことをしないでください。
何事も自分に合わない無理なやり方は、続きません。
まとめ:年収が1/3減っても豊かに暮らすコツ
年収が1/3に激減しても、前向きに楽しく過ごされているAoiさんの生き方は参考になります。
物やお金に固執し過ぎないことが、より良くシンプルに豊かに暮らすコツだと感じます。
自然体で無理なく、自分に合う生き方をしていきたいものです。