子供に勉強を教えたくても毎日が忙しくて時間がない。
仕事から家に帰った後に、猛スピードで家事をしている間は子供は完全な放置状態?
私も就学前の子供に家で手をかけて勉強を教える余裕がありませんでした。
そんな悩みを持つ親が、自分も楽しみながら一緒に勉強できるおすすめの方法があります。
CDの聞き流しで、自然に社会科の内容を暗記できます。
ここでは「七田式(しちだ)社会科ソング」の紹介と息子が自然に地理を暗記した体験談を紹介します。
Contents
就学前の子供の暗記力を高めるおすすめの勉強法
家で勝手に遊んでいる子供を見ながら少しでも自主的に勉強してくれたらと願います。
しかし、多くの子供は親が一緒にやらないと勉強しません。
就学前の子供は暗記力が良く、この大切な時期に手をかけないと勿体ない気もします。
そんな私が参考にしたのが、以前、子供を0歳児から通わせていた私立の保育園の勉強法でした。
保育園の設定保育は歌で小学校で学ぶ内容を暗記していた
以前、息子が通っていた保育園は、英語、リトミック、体操など多くの習い事が園に通う間にできるのが売りでした。
その中でも朝の設定保育は、30分間でさまざまなことを子供に教えていました。
0歳から5歳まで(4月の時点での年齢で計算)一つの教室に集まって、椅子に座ります。
一番前の列が0歳の赤ちゃん達。
その後ろが1歳児と後ろの列になるにつれて月齢が上がります。
内容は歌を歌いながら、絵カードを使いながらと算数、国語、社会などの知識を遊びながら学習します。
一足先に、小学校で学ぶ内容を先取りで暗記する感じです。
参観日や見学会で朝の設定保育は見学したのですが、勉強よりは遊びのように子供達が参加しているのが印象的でした。
(幼児の息子は楽しそうに参加していましたが、でも後から聞くと勉強は嫌だったそうです)
最初は、赤ちゃんが聞いていても内容がわかるのか?
と半信半疑でした。
しかし、恐るべき幼児教育。
1歳、2歳と年齢が上がるにつれて幼児は集中力も上がるようでした。
特に歌で地名を覚えているのには驚きました。
息子の場合は歌が大好きで自宅でもよく歌で日本の県庁所在地や盆地や川名などをスラスラと言っていました。
3歳の頃には九九の歌も歌っていたので、意味はわからなくても暗記はしていました。
これだけ先取りして暗記していれば、小学校の勉強は楽だろうと感じました。
あまりにも子供が楽しそうなので、どんなCDを使っているのか?
と先生に聞くと七田のCDと教えてもらいました。
家でも聞かせたいとは思ったのですが、注文するのは面倒で、そのままになっていました。
歌で覚えても反復しないと就学前の子供は忘れやすい
4歳クラスになり、息子は保育園と幼稚園の両方に通い始めました。
幼稚園の時間帯には私が送迎ができないので、保育園の近くにある幼稚園に保育園から通う方法になりました。
そうすると午前中は幼稚園へ行くので、午後に保育園に戻っても朝の設定保育には参加できません。
そのためか段々と息子は歌も家で歌わなくなり、九九も忘れがちになりました。
意味がよくわからないまま、暗記だけをする欠点がここで現れた感じです。
機械的な暗記は、就学前の子供は興味を失った時は忘れやすいようです。
忘れても何度も繰り返すことで、完全に記憶に定着させるようですが、息子の場合は完全に設定保育に参加することがなくなりました。
さらに保育園と幼稚園を辞めて、認定こども園に転入すると完全に勉強しなくなりました。
七田のCDを再び聞くと前に暗記したことを思い出す
私は、家で聞き流しでも良いので七田のCDを聞かせることにしました。
すると以前に好きで記憶に残っていたせいか、あっという間に息子は思い出しました。
特にお気に入りの盆地の歌が出た時は、大喜びです。
「ぼーん ぼーん ぼんぼ ぼんち」と始まるテンポの良さです
家で私が相手ができない時は、七田のCDを聴きながら子供は遊んでいます。
そして、時には私も一緒に歌いながら家事をします。
社会人になってから社会科を勉強する機会がなかったので、自分の良い学びになっています。
社会科ソングの内容は日本の地理は、ほぼ網羅しています。
特色のある川の歌。
子供は絵を見ながら歌を聞いています。
くつろぎながら足を放り出して、勉強している姿勢ではありません。
日本で長い川のベスト10の紹介です。
川の長さがビジュアルでも比較でき、日本地図で位置も確認できます。
湖の歌の時は、その地域の名産物のイラストも載せています。
このソングの良い面は、歌うことで遊びながら知識を覚えられることです。
漢字には全てフリガナが振ってあるので、就学前の子供でも読めます。
自然に興味のある言葉の漢字も形で覚えて読めるようになります。
数ヶ月後、地名を書いて遊ぶようになった
CDを聞くだけでなく、その頃から天気予報にもハマるようになった息子。
暇があれば紙に日本の天気と地名を書いて遊ぶようになりました。
そして、なんと社会科ソングの歌をそのまま紙に書くというマニアな遊びもするようになりました。
汚い字ですが、歌詞はほぼ正確に再現されています。
自然に覚えさせる歌詞の威力に驚きました。
お気に入りの盆地の歌も暗記しています。
七田式(しちだ)社会科ソングとは
私はよく知らなかったのですが、七田式は子供の教育教材では有名な会社です。
60年以上の実績があり、CDや教材以外にも教室も開講しています。
教室に通わせる時間がない我が家の場合でも、CDの聞き流しだけでも十分に効果があります。
興味がある人は、試してみてください。
子供と歌いながら遊びの感覚で社会科の内容が暗記できますよ。
世界の地理を暗記するソングもあります。
親の自分も勉強になるので面白いです